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Paintgraphic デジカメ補正編:レンズ歪コントローラの使用例
建物を近くから撮影した写真の補正例
[歪曲収差の補正]を中心に使った写真の補正例をご紹介します。
1.
加工元の画像を用意します。
高い建物を近くから撮影すると、建物のアウトラインがたる型に歪みます。


2.
メニュー[フィルタ]-[デジカメ補正]-[レンズ歪コントローラ]を選択します。
プレビューを見ながら、グリッドを目安にして調節しましょう。
[歪曲収差の補正]を使い、建物を正面から撮影したように補正しましょう。
 スライダーを動かして、膨らみを抑えるように調節します。
[あおり撮影効果]も併用しながら、天地・左右の歪みを整えていきます。
3.
編集後画像


このように、建物のたる型の歪みが無くなり、天地・左右が均等になりました。
完成です。
建物を下から撮影した写真の補正例
[あおり撮影効果]を中心に使った写真の補正例をご紹介します。
1.
加工元の画像を用意します。
高い建物を下から撮影すると、上方に向かうにつれ小さく映ります。


2.
メニュー[フィルタ]-[デジカメ補正]-[レンズ歪コントローラ]を選択します。
プレビューを見ながら、グリッドを目安にして調節しましょう。
[あおり撮影効果]で建物下部を縮ませると、建物が外側に向かって膨らむので、
[歪曲収差の補正]を使って補正します。
[回転]も細かく併用しながら、全体に歪みが少ない状態まで整えていきます。
3.
編集後画像


このように、建物の垂直線を合わせた画像になりました。
完成です。