ラーニングPaintgraphic デジカメ補正編 >画像の「色かぶり」を補正する



Paintgraphic デジカメ補正編:画像の「色かぶり」を補正する
「色かぶり」とは、画像の色調が特定の色に偏っている状態のことを指します。
カメラのホワイトバランス(色温度)の設定数値が撮影環境と合わない場合や、オートモード
に設定した場合でも、環境光や撮影対象に影響されて偏った色味になることがあります。
そこで[色彩コントローラ]を使用して、適正な色味に補正してみましょう。
[色彩コントローラ]の機能紹介は
製品情報 - Paintgraphic 4 Pro - 色彩コントローラ ]をご覧ください。
1. 加工元の画像を用意します。
画面全体の色味が黄色く偏っています。
オリジナル画像( 2592 x 1936 pixel )
2. メニュー[フィルタ]−[デジカメ補正]−[色彩コントローラ]を選択します。
プレビューを見ながら、各項目を調整しましょう。
[色温度]を上げ、[色合い調整]で赤味をすこしだけ下げます。
 撮影時の印象に合わせて、百合と壁の色を、白く見えるように調節します。
色温度
元の色温度:5900
変更後:6450
色合い調整
赤味:90
緑味:100
3. 編集後画像
このように、百合と壁の白色や、植物の葉の緑色が、適正な色味に補正されました。
完成です。