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Paintgraphic 応用編:レイヤ系
レイヤ合成の特徴と手順
乗算、加算、オーバーレイなど、レイヤ合成ごとの特徴を紹介します。
■明るくするレイヤ合成 (スクリーン、加算、覆焼き)
オリジナル画像 スクリーン(100%) 加算(100%)
明るく変化し、色濃度
は多少薄くなる
明るさはスクリーン
より大きく変化し、
鮮やかに
■暗く濃くするレイヤ合成 (オーバーレイ、乗算)
オリジナル画像 オーバーレイ(100%) 乗算(100%)
色の鮮やかさが増し、
コントラストも強くなる
色濃度が増し、
明度は暗くなる
■コントラストを調整するレイヤ合成 (ハードライト、ソフトライト)
オリジナル画像 ハードライト(100%) ソフトライト(100%)
コントラストが強くなる コントラストが弱まり、
色濃度が増す。
ディテールがなくなる
レイヤ合成の手順
オリジナルの画像に対してレイヤを複製し、
上位レイヤの合成種類と表示%を設定します。
レイヤ合成は操作が単純で、
実画像の変化を見ながらリアルタイムな設定作業が可能です。
これにより微妙な明るさや色合い調整が容易に行えます。
レイヤ合成の種類と効果を理解すると、その応用範囲が広がります。
レイヤ合成は、元の画像によって効果のかかり具合が多少異なる場合があります。
これは色域によって合成効果の影響幅が異なるためです。
このような場合は、表示%や合成種類を変えて元の画像に適した設定に
調整してください。