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Photo ReColor:HDR機能
カスタム設定:[アンダー]露出状態の写真の編集加工
露出がアンダー状態で撮影された写真や逆光写真、夜景写真の加工方法を説明します。
カスタム設定を選択すると、写真の露出状態や評価方法などの設定が可能になります。
アンダー露出写真の設定
1. 逆光写真

元写真
逆光で空が明るく建物や地面が暗く撮影
された写真。
写真の露出状態は[アンダー]を選択し、
評価方法は[ハード]を選択します。

編集後画像
効果の調整:強度[中]
効果の調整:彩度[強め]
に調整。
建物や植物、池が明るくなり、
全体の彩度が上がり、自然な風景写真に
補正されています。
ヒストグラムを見ると、暗部と明部の
割合が減少しているのがわかります。

編集後画像
効果の調整:強度[最強]
効果の調整:彩度[最強]
に調整。
明度変化は、中間部から暗部にかけて
劇的に明るく変化し、明部は逆に若干下
がっています。
また、彩度は濃く鮮やかに変化し、
写真全体のイメージは絵のような画像
になります。
暗部と明部が一段と減少し、中間部が
劇的に増加しています。
2. 被写体が日陰の写真 ― その1

元写真
輝度の中間領域が多い動物写真。
写真の露出状態は[アンダー]を選択し、
評価方法は[ハード]を選択します。

編集後画像
効果の調整:強度[中]
効果の調整:彩度[最強]
に調整します。
トラの模様や草むらがくっきりし、
メリハリがでた写真に補正されています。

編集後画像
効果の調整:強度[最強]
効果の調整:彩度[最強]
に調整。
全体的に彩度が上がり、
色濃度の濃いフラットな画像に変化し、
絵的なイメージ になります。

3. 被写体が日陰の写真 ― その2

元写真
日陰の建築写真。
写真の露出状態は[アンダー]を選択し、
評価方法は[ハード]を選択します。

編集後画像
効果の調整:強度[最強]
効果の調整:彩度[最強]
に調整。
日陰の建物や植物が明るくなり、
全体的に彩度が上がって絵のような
イメージに変化しています。
夜景写真と暗い室内写真
1. 夜景写真

元写真
夜景写真です。
写真の露出状態は[アンダー]を
選択します。

編集後画像
評価方法[中間強調]
効果の調整:強度[最強]
効果の調整:彩度[最強]
に調整します。
中間強調は、輝度の中間領域を主な編集
領域とします。
このサンプル写真の場合は、外灯や建物
の明かりに照らされた部分が、主な編集
領域になります。
漆黒の空は編集対象外になり、夜景写真
全体のイメージは損ないません。

編集後画像
評価方法[ハード]
効果の調整:強度[中]
効果の調整:彩度[最強]
に調整します。  

2. 暗い室内写真

元写真
暗い室内写真。
写真の露出状態は[アンダー]を選択し、
評価方法は[ハード]を選択します。

編集後画像
効果の調整:強度[弱め]
効果の調整:彩度[強め]
に調整します。
室内全体が、明るく色鮮やかに
補正されています。

編集後画像
効果の調整:強度[最強]
効果の調整:彩度[最強]
に調整。
明度と彩度ともに、明るく色鮮やかに
激しく変化してます。
効果の度合いは、お好みのイメージに
合うように調整してみてください。
評価方法[ソフト][標準][ハード]の違い
評価方法の[ソフト]と[ハード]の編集結果の違いは、
標準に対して[ソフト]は輪郭や質感を抑えて滑らかなフラットな面に加工します。
逆に[ハード]は輪郭や質感をハッキリ出し、凹凸を強調します。
※人物写真は標準またはソフトを、風景写真は標準またはハードを選択することをお勧めします。

明部を保護
評価方法の補正機能[明部を保護]

元写真
逆光写真。
写真の露出状態は[アンダー]を選択し、
評価方法は[ハード]を選択します。

編集後画像
[明部を保護]チェック無
明るい空も暗い建築物と植物も、
明度・彩度ともに変化しています。

編集後画像
[明部を保護]チェック有
空はほとんど変化せずに、
建築物や植物のみが変化しています。