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ウルトラキッド Ver.2.0 の概要
Point1 ― 281兆色RGB48ビット編集の超高画質
画像の演算・保存の精度はRGB48ビット。
諧調数はRGBそれぞれ65536諧調となり、281兆色もの色表現が可能です。
したがって、カラーの再現性はまさにプロ級。
微妙な諧調表現が格段ときれいになりました。
しかも、カラー補正やフィルタ処理、変形などの画像編集を繰り返した時の画質の劣化を
最低限におさえます。
Point2 ― 作業効率を重視したユーザーインターフェイス
カラーツールやブラシツールなどをひとつのツールボックスに統合し、各機能ごとにツール
ボックスを開く煩雑さを解消。
ボタンやタブをクリックすることで各種オプションや機能を切り替えて使用します。
Ver.2.0では、ツールボックスに読み込むパレットの順番や個数を指定したり、レイヤブック
などが格納されたブックツールが分離可能に。
使う人の環境にあわせてカスタマイズすることで、さらに操作しやすくなっています。
●ドキュメントウィンドウには、作図・編集の目安となるルーラー(定規)の表示や、
 縦・横任意の間隔が指定できるグリッド・スナップの設定も可能です。
●拡大時に画像を補正表示する機能をあらたに追加。現状のディスプレイでRGB48ビット
 の高画質表現を実現する、フルカラーディザ表示の設定もできるようになりました。
Point3 ― 強力なハイパーアンドゥ機能

ウルトラキッドは一連の編集作業を動作環境の許す限り記憶
(最大100段階)。
いつでも以前の編集状態にさかのぼることができるから、
失敗を恐れることなく試行錯誤しながら作業できます。
いろいろな処理を試す前に作業途中の画像を次々と保存する
わずらわしさからも解放されます。
また、編集途中の状態を記憶して、自由に呼び出すことができる
「アンドゥブック」も搭載。
クリックひとつで以前の編集状態と比較することができます。
Point4 ― 60種類を超える、フィルタ群

デジタルカメラやイメージスキャナから取り込んだ画像が
荒れていたり、カラーバランスがずれていたときに画像を
整える「階調補正」「色調補正」「ぼかし」などや、
画像にコンピュータならではのユニークな特殊効果を与える
「写真手法」「表現手法」「曲面変形」など、60種類を超える
フィルタ群を用意。
しかもダイアログボックスでのフィルタ設定をリアルタイムに
編集画像に反映。
画像全体を確認しながらフィルタの設定が可能です。
また、複数のフィルタを組み合わせることにより、さらに多彩
な効果を得ることができます。
Point5 ― 表現力豊かなペイント機能
ウルトラキッドは、ペイント機能にもこだわりました。
「エアブラシ」「ペイント缶」などの一般的なペンツール、「ずらし指」「スタンプ」などの
広範囲な効果を演出するツール、背景などを効果的に描画できる新機能の「イメージホース」
など、多彩なツールを装備しています。
「四角」「ポリゴン」などの図形描画機能には「1/4楕円弧」「円弧」ツールを新たに追加。
また各描画ツールは、入力方法、不透明度、合成方法など詳細な設定が可能です。
さらに新搭載のパスツールで、ベジェ曲線を使ったより正確で複雑な編集、描画を実現して
います。
■図形ツール
■ペンツール
■イメージホース
イメージホースは、筆に「色」ではなく「画像」を付けて描画する感覚です。
描画する画像に対し遠近感をかけたり透明度を指定することができるので、
山、森林、群集などのを簡単に描画することができます。
■パス機能
パスは、線分が通過する点と、曲線を指定する点で構成された線のみの図形です。
スキャナで取り込んだ画像をトレースするときや、滑らかな曲線で描画したいときに
使用します。
パス専用のツールとして、パス選択、四角形、円形、新規パス、パス追加、パス削除、
切り替え、カッターを用意。
パスを選択範囲にする、ペンでトレースする、塗りつぶすなどの機能が付いています。
Point6 ― 多彩なツールを装備

■3D文字
立体化した文字を作成します。
フォント、貼り付ける画像、視点、光源、文字の厚み
などを自由に設定することができます。

■フラクタル
微小領域でも全体の図形に相似するフラクタル図形を
描画します。
フラクタル図形の種類を、「マンデルブロー集合」
「ジュリア集合」「自己平方フラクタル」などから選択。
処理回数や着色タイプなど各パラメータの設定を
リアルタイムにプレビュー表示します。

■4色グラデーション
上下左右の角に配置した色からグラデーションを発生
させます。
グラデーションを発生するときのカラーモデルを、
「RGB」「HSV1」「HSV2」「HLS1」「HLS2」「ノイズ」
から選択できます。
Point7 ― 階層化レイヤ機能
複数画像を重ね会わせるフォトコラージュに威力を発揮。
それぞれの画像の位置や合成方法などを、結果を見ながら何度でも調整できます。
また、オリジナル画像に一切の変更なく、色調調整のフィルタ効果を設定できるアジャスト
メントレイヤ機能も採用。
しかも指定したレイヤのグループ化や複数レイヤにまたがる選択や移動も可能です。




■階層ビュー
レイヤ構造を階層で表示。
1クリックで階層間を移動可能。

■レイヤブック
レイヤ画像をサムネイル表示。
合成方法や透明度を指定します。

■複数画像の合成結果